コラム

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2020/05/15

断熱等級IV!それって本当に大丈夫ですか?

世界の断熱基準と比較すると日本の断熱基準は厭きれるほど緩い!

日本は先進国の中で一番断熱性能基準が低く、北海道の基準でさえも韓国より緩いのです。日本は住宅の断熱性能の後進国です。

2020年に国は住宅の外皮平均貫流率(UA値 6地域:0.87以下)を義務付けることを見送りました。その代りに設計士に断熱性能の説明を義務付けました。法規制なし説明するだけです。それも6地域で0.87以下であれば断熱等級Ⅳこれが最高等級です。韓国は日本と同じ地域で0.72以下、断熱先進国ドイツでは一律0.36以下となっているのです。

日本で家の中・入浴中などのでヒートショックで亡くなられる方(脳血管障害・心臓麻痺)は年間19000人以上います。交通事故で亡くなる方は3125人(昨年)です。実に6倍の方が家の中で亡くなられています。交通事故は痛ましい事故が多いので法規制を厳しくしたからこれだけ減ってきたのですが、これだけヒートショックで亡くなる方が多いのに法規制が無いのです。これは異常としか言いようが有りませんね!

資料は(株)野村総研研究所

 

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