名古屋市昭和区 T邸
耐震改修
昭和55年築の住宅です。余生を安心して住み続けるために今回耐震改修工事をすることに成りました。十年ほど前にキッチンのリフォームをした時にリビングの二間の掃出し窓を三尺小さくして少し補強をしたとご主人が言われたのですが、リビングの南側の外壁を捲ったところ柱もなく筋交も入っていませんでした。
名古屋市の無料診断では
診断値は1階X方向:0.21、Y方向:0.24、2階X方向:0.44、Y方向:0.47となり耐震補強も目安は、222万円~506万円補強箇所は54ヶ所と出ていました。
私は精密診断を行い、補強計画は1階X方向:1.08、Y方向:1.03、2階X方向:1.32、Y方向:1.33となり補強箇所は計17か所と無料診断の3割ほどの補強箇所で安心できる値になりました。
この耐震工事費は、税込約159万円程で収まりました。
掃き出し窓の右側戸袋を撤去して補強壁を施工しました。サッシはシャッター付のペアガラスLow-Eとしています。
ほとんど変わりは有りませんが、ここにも補強壁を施工しました。ここの壁を捲ったら筋交いは有りませんでした!
両方の出窓部分も耐震補強をしました。特殊工法です。(ガーディアンウオール窓型補強)
和室コーナー部分も合板による(真壁アルミアングル上下空き工法)をして長押を復旧しています。きれいに仕上がっています。
此方の廊下右側の4面にガーディアンシールド工法の耐震補強をしています。ほとんど違和感が有りませんね!
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