コラム

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2018/07/20

古民家耐震改修 制振装置-1

古民家耐震改修-1(一宮市K邸)制振装置(Hiダイナミック)+荒壁パネル

此方のK邸では、耐震要素は制振装置と荒壁パネル・構造用合板を採用しました。制振装置を入れることで

建物の揺れを小さくして、柱・梁接合部の変形を抑え、繰り返し襲ってくる地震に対しても高い耐震性を

保ちます。こちらで採用したHiダイナミック制振装置は耐震補強値とダンパーで地震のエネルギーを吸収する

機能を併せ持っています。

   

 

下段は、荒壁パネルを施工したものです。これは、土壁が不要で荒壁がパネル状になったものです。

下地を挟んで両面貼れば合板と同じ耐力を持つ耐力要素になります。ここに直接仕上げ材が濡れます。 

制振装置の効果は、全体に14ヶ所設置することで、神戸の地震波を入力してX方向1/45、Y方向が1/40まで変形を

抑えることが出来ました。(変形は階高300cmで10cmを超す(1/30)と柱梁接合部が破壊さます。)

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