古民家再生 一宮市 Y邸 平成28年度 第11回 あいち建築物耐震事例コンペ 最優秀賞受賞
伝統工法にこだわった制震工法の耐震補強です。
昭和36年築の伝統工法の建物です。(伊勢湾台風の時に被害に合われ建て替えをされた建てものです。)
床を全て取り払いべた基礎を施工して既設布基礎と一体にしました。
今回は、住宅構造研究所のガーディアンクール(制震装置)を設置して
積極的に建物の揺れを抑える工法です。
改修前 | X方向 | Y方向 | 改修後 | X方向 | Y方向 |
2階 | 0.57 | 0..99 | 2階 | 1.12 | 1.07 |
1階 | 0.28 | 0.52 | 1階 | 1.14 | 1.17 |
制震装置を8セット設置して地震の揺れを約50%削減しました。
補強値の最低は1.07ですが、揺れが1/2になる為金物補強部分を守ることに成り
繰り返しくる地震に対しても安心して頂けます。
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